見積書をもらって、金額だけ見て着工を決める。よくある内装工事の進み方です。でも、そこで着工して「思っていた仕上がりと違った」となるケースは少なくありません。
ラポルタでは、着工前に「どんな絵になるか」まで見せてから決めていただくようにしています。今回は、都内・地下2階テナントの結露・カビ対策を含む内装改修工事を例に、実際にどう進めたかをお見せします。
① 現況 ― 何が起きていたか

地下フロアは湿気がこもりやすく、壁の下地が傷んでいました。既存の換気ダクトも古くなっており、結露対策をしないまま仕上げ材だけ張り替えても、同じ問題が再発します。
現地調査では、床・壁・天井の実測に加えて、既存ダクトの経路・換気の効き・カビの発生箇所を1つずつ確認しました。
② 提案イメージ ― どう変わるかを先に見せる

現況を踏まえて、方向性の異なる3つの完成イメージ(①落ち着き系・②清潔感エステ系・③モダン系)を先に見ていただきました。見積書の品目名だけでは伝わらない「実際どうなるのか」を、着工前にこの段階で共有するのがラポルタのやり方です。
③ 完成写真 ― 実際にこうなりました


提案イメージの中から選んでいただいた方向性をもとに、実際に仕上がった空間です。結露対策をしたうえで換気設備を更新し、壁面はアクセントカラーでまとめました。現況で見えていた下地の傷みは補修済みで、地下フロアでも湿気がこもりにくい仕上げにしています。
④ その時どう単価を組んだか
「一式」でまとめず、工程ごとに単価を分けて出しています。目安はこのような組み方です。
| 工程 | 考え方 |
|---|---|
| 解体・下地補修 | 傷んだ範囲だけを実測し、面積単価で算出。過大・過小どちらにも寄せない |
| 換気ダクト・結露対策 | 保温材の有無で単価が変わる部分。結露が再発する条件かどうかを現地で判断してから、保温筒の要・不要を決める |
| 内装仕上げ(クロス・床) | 材工分離で提示。グレード別に複数案を用意し、金額差を先に見比べてもらう |
| 諸経費・現場管理費 | 一式でまとめず、工程表(着工〜完了の実働日数)に連動させて算出根拠を明示 |
金額を「一式いくら」で終わらせず、どの工程にいくらかかっているかを見せることで、削れる部分・削れない部分をお客様自身で判断できるようにしています。
他社との違い
他社は見積書という数字の紙だけを出して着工します。ラポルタは、着工前に仕上がりが見えて、納得してから決められます。金額の妥当性だけでなく、「本当にこの仕上がりでいいか」を絵で確認してから工事に入れることが、後戻りのない改修につながります。
内装のご相談、見積もり依頼はラポ秘書からどうぞ。現況の写真を送っていただければ、提案イメージ付きでお返しします。
