「内装工事を頼んだら、最初の見積もりより80万円も高くなった。」
これ、実際にうちに相談に来たお客様の話です。別の業者で工事を始めたあと、追加費用が次々と発生して、最終的に当初見積もりの1.4倍になったと。
正直に言うと、内装工事の追加費用トラブルは珍しくありません。業界全体で見ると、約40〜50%の現場で何らかの追加費用が発生しているとも言われます。でも、それは「仕方ない」で片付けていい話ではないんです。
この記事では、見積段階で起きる3大トラブルと、その防ぎ方を包み隠さずお伝えします。5分で読めるので、工事を依頼する前にぜひ目を通してください。
トラブル1:「一式」見積もりの罠
最も多いトラブルがこれ。見積書に「内装工事一式 150万円」とだけ書かれているパターンです。
何が問題かというと、何が含まれていて何が含まれていないかがわからないこと。
たとえば、壁紙の張り替えが150万円の中に含まれていると思っていたのに、実際は別料金だった。床の撤去費用が入っていなかった。こういうことが「一式」見積もりだと平気で起きます。
うちが実際に対応したケースを紹介します。
港区のオフィス改装(30坪)で、別の業者から「内装工事一式 280万円」の見積もりをもらったお客様が、不安になってラポルタにセカンドオピニオンを求めてきました。見積もりを精査したところ、以下が含まれていませんでした。
- 既存床材の撤去・処分費:約18万円
- 空調移設工事:約25万円
- 養生費・廃材処分費:約12万円
合計で約55万円が「別途」として後から請求される可能性があったんです。280万円の工事が実質335万円。ぶっちゃけ、これを事前に知らなかったらトラブルになっていたでしょう。
防ぎ方
見積書を受け取ったら、以下の4項目が分かれて記載されているか確認してください。
- 材料費(壁紙・床材・塗料など品番と数量つき)
- 施工費(人工×日数、または㎡単価)
- 撤去・処分費(既存の解体と廃材処分)
- 諸経費(現場管理費・養生費・運搬費)
この4項目が明確に分かれている見積書を出す業者は、追加費用のリスクが格段に低いです。
トラブル2:現地調査が甘い「概算見積もり」からの増額
「現場を見ずに概算で出しました」という見積もり、これも危険信号です。
なぜかというと、内装工事は現場の状態で費用が大きく変わるから。壁の裏に何が入っているか、床下の配管がどうなっているか、天井裏のスペースはどれくらいあるか。これらは図面だけではわかりません。
失敗談をひとつ。
渋谷区のテナント改装で、他社が図面だけで出した見積もりが320万円。ところが着工してみたら、壁の中のスタッドが想定と違う位置にあり、間仕切りの設計変更が必要になりました。さらに床下のコンクリートに不陸(水平が出ていない状態)があり、レベル調整で追加費用が45万円。
お客様は「最初の見積もりは何だったんだ」と当然怒りますよね。
正直に言うと、図面だけの概算見積もりは「参考価格」でしかありません。それを「確定金額」だと思って契約すると、ほぼ確実にギャップが生まれます。
防ぎ方
- 現地調査を必ず実施してもらう(30分〜1時間程度)
- 調査時に壁・床・天井の状態を写真で記録してもらう
- 「この見積もりは概算ですか、確定ですか?」と明確に聞く
- 概算の場合、確定見積もりまでの追加調査費用を確認する
ラポルタでは、現地調査は無料で行っています。壁の中や天井裏もできる限り目視確認し、「見えないリスク」を事前に洗い出します。それでも100%予測できないケースはありますが、その場合は着工前に「想定外の事態が起きた場合の対応方針」をお客様と合意しておきます。
トラブル3:追加工事の「口頭承諾」による泥仕合
これは施主側も気をつけるべきポイントです。
工事が始まると、現場監督から「ここ、ついでに直しておきましょうか?」と口頭で提案されることがあります。「じゃあお願いします」と気軽に答えると、それが追加工事として請求されます。
金額を確認せずに口頭でOKした場合、「言った・言わない」のトラブルに発展するんです。
実際にあったケース。
目黒区のマンションリフォームで、施主が現場の職人に「この棚も塗り直してもらえますか?」と頼みました。職人は「いいですよ」と応じて作業。後日、追加で8万円の請求書が届きました。施主は「ちょっとした塗り直しに8万円は高い」、業者は「材料費と人件費がかかっている」。
結局、金額を事前に確認しなかった施主側にも非がありますが、金額を伝えずに作業した業者側にも問題があります。どちらかが悪いのではなく、仕組みがなかったことが原因です。
防ぎ方
- 追加工事は必ず書面(メールやLINEでも可)で金額と内容を確認してから発注する
- 「口頭での追加依頼は受け付けない」というルールを最初に業者と決めておく
- 追加工事が発生した場合は、都度見積書を発行してもらい、サインしてから着工する
ラポルタでは、追加工事が発生した場合は必ず「追加工事確認書」をお客様にお渡しし、署名をいただいてから作業に入ります。金額が1万円でも100万円でも同じ手順です。面倒に見えますが、この30秒の手間がトラブルを防ぎます。
明朗会計の業者を見極める5つのチェックリスト
ここまで3つのトラブルを紹介しましたが、結局のところ「信頼できる業者を選ぶ」ことが最大の予防策です。以下のチェックリストで確認してみてください。
- 見積書の内訳が4項目以上に分かれているか
- 現地調査を無料で実施してくれるか
- 「概算」と「確定」の違いを明確に説明してくれるか
- 追加工事が発生した場合の手順が契約書に明記されているか
- 過去の施工事例で「追加費用ゼロ」の実績があるか
5つ中4つ以上クリアしている業者なら、追加費用のリスクは大幅に下がります。
まとめ:追加費用は「仕組み」で防げる
内装工事の追加費用は、運が悪いから発生するのではありません。見積もりの曖昧さ、調査不足、口頭でのやりとり——すべて「仕組みの不備」が原因です。
逆に言えば、仕組みさえ整えれば防げるということ。
ラポルタでは「明朗会計」を掲げて、見積書の透明性と追加工事のルール化を徹底しています。「他社の見積もりが不安」「この金額が適正か知りたい」、そんな段階からで構いません。一緒に、安心できる工事を実現しましょう。
無料相談はこちら:03-6876-7749
お電話でもメールでも、お気軽にどうぞ。
