GW明け、「このオフィスじゃもう無理だ」と気づいた人へ
連休中に出社しなかったら、なぜか仕事がはかどった——そんな経験ありませんか?
実はこれ、毎年GW明けにうちへ来る相談の定番パターンです。連休で一度リセットされると、普段なんとなく我慢していたオフィスの不満が一気に言語化される。「狭い」「暗い」「動線が悪い」。正直に言うと、僕自身も独立初期に6畳のオフィスで3人作業していた時期があって、あの息苦しさは今でも覚えています。
GW後に急増する相談内容
うちの会社では、5月の第2週だけで問い合わせが通常月の約3倍に跳ね上がります。多いのはこの3パターン。
- 「移転先が決まったので内装を急ぎたい」——物件の契約開始日が迫っているケース。フリーレント期間中に工事を終わらせたい
- 「今のオフィスをリフォームしたい」——移転コストを抑えて、レイアウト変更や会議室の増設で乗り切りたい
- 「リモートとの併用でワークスペースを見直したい」——固定席を減らしてフリーアドレス化、余った面積をラウンジに転用
ぶっちゃけ、相談が集中する5〜6月は工事業者も職人も取り合いです。「秋にやろう」と先延ばしにすると意外とスムーズだったりしますが、フリーレント期間がある場合はそうも言ってられない。
費用の目安
オフィス内装で一番聞かれるのが「結局いくらかかるの?」という話。ざっくりですが、こんな感じです。
- スケルトンからの新装:坪単価25万〜40万円。20坪なら500万〜800万円
- 居抜き物件の改装:坪単価10万〜20万円。前テナントの造作を活かせば200万〜400万円で収まることも
- レイアウト変更のみ:坪単価5万〜15万円。パーテーション移設と電気工事がメイン
ここで注意してほしいのが、空調と電気容量。見た目の内装だけ安く仕上げても、空調の吹き出し位置がレイアウトと合ってなかったり、電気容量が足りなくてブレーカーが落ちたりすると後から追加費用がかかる。うちも過去に「壁だけ変えればいい」と言われて進めた現場で、結局空調の移設に80万円追加になったことがあります。最初の見積もり段階で設備まで見ておくのが鉄則です。
工期短縮のコツ
オフィス工事で一番もったいないのは「待ち時間」。設計が決まらない、サンプルの承認が遅い、管理会社への届け出が漏れてた——こういう人的ロスで1〜2週間平気で伸びます。
工期を縮めるために僕がいつもお客さんにお願いしていること:
- 内見の段階で内装会社を同行させる。物件契約前に現地を見れば、設計と並行して資材の先行手配ができる。これだけで2週間は短縮できます
- 仕上げ材のサンプルは3案に絞って即決。10案から悩むと2週間消える。正直、どれを選んでもプロの目で見たら大差ないことが多い
- ビル管理会社への工事届は契約直後に出す。審査に1〜2週間かかるビルもあるので、これを後回しにすると工事開始が遅れる
標準的な20〜30坪のオフィスなら、設計から引き渡しまで6〜8週間。上のポイントを押さえれば4〜5週間まで圧縮できた実績もあります。
まとめ
GW明けの「このオフィス変えたい」という衝動、実はかなり正しい判断だと思っています。日常から離れて初めて見えるものがある。
ただ、焦って進めると費用も工期も膨らむ。**まずは現状の図面と予算感だけ持って相談に来てください。**見積もりと工程表を出すだけなら無料です。移転か改装か、どっちが得かも含めて一緒に整理しましょう。
「なんとなくモヤモヤしてる」くらいの段階で声をかけてもらえると、一番いい提案ができます。
