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内装工事

オフィス会議室の音漏れ・Web会議対策|防音工事の費用と方法

会議室の声が廊下に丸聞こえ、Web会議の機密も心配——。音漏れの原因と、防音パーティション・吸音・防音ドアなど工事別の費用相場(3万〜200万円)と工期を、南青山の内装会社が実例で解説します。

会議室の声、廊下から丸聞こえになっていませんか

「その話、外で全部聞こえてたよ」。役員面談のあと、待っていた人にそう言われてヒヤッとした——。オフィスの相談で、意外と多いのがこの手の音漏れです。

私たちラポルタは東京・南青山で内装工事をやっていますが、ここ数年で「会議室の防音をなんとかしたい」という相談がはっきり増えました。理由はシンプルで、Web会議が当たり前になったから。声を張る場面が増えて、隣の席や廊下に筒抜けになるケースが目立つようになったんです。今日は、その音漏れの原因と、工事でどう止めるかを費用込みで書きます。

なぜ会議室の音は漏れるのか

まず大前提から。多くのオフィスの間仕切り壁は、天井ボードのところまでしか立っていません。天井裏(天井と上階の床スラブの間の空間)はスカスカに繋がっているんです。

つまり、壁をどんなに厚くしても、音は天井裏を回り込んで隣の部屋に抜けていきます。これが「ちゃんとした壁なのに声が漏れる」最大の理由です。

ぶっちゃけ、原因はだいたいこの4つに集約されます。

  • 天井裏の回り込み:上で書いたやつ。一番の主犯です
  • ドアの隙間:会議室のドアは下に1cmほど隙間があるのが普通。音は隙間から真っ先に漏れる
  • 吸音ゼロの硬い内装:ガラスやスチールパーティションは音を反射するので、室内で声が響いて余計に漏れやすい
  • 空調ダクト・換気口:壁を貫通するダクトが音の通り道になる。見落とされがちです

実際、港区のあるオフィスで「壁を厚くしたのに直らない」と相談を受けて調べたら、犯人は天井裏とドアの隙間でした。壁は無実だったわけです。

対策のレベルと費用

対策は、求める静かさと予算で3段階に分けると分かりやすいです。

① 手軽な吸音・遮音(まず試したい人向け)

工事と言うほどでもない範囲。室内に吸音パネルを貼って反響を抑える、ドアに隙間テープや防音カーテンを足す、といった対策です。「内緒話まで消す」のは無理でも、声のトーンを下げる効果は十分あります。工期は半日〜1日。

② 間仕切りの遮音強化(オフィスの定番)

ここが本命。既存の間仕切りを、床スラブから天井スラブまで立て直す工事です。天井裏の回り込みを物理的に塞ぐので、効果がはっきり変わります。あわせて壁の中に遮音材を入れ、防音ドアに交換すると、隣で何を話しているか分からないレベルまで持っていけます。工期は2〜5日。

③ 防音室仕様(役員室・録音・配信向け)

内窓(二重サッシ)の追加、防音換気口、浮き床まで含めた本格的な仕様。社外秘の商談や、ポッドキャスト・動画配信用の部屋ならここまでやる価値があります。工期は1〜2週間。

| 対策レベル | 費用目安 | 工期 | |---|---|---| | 吸音パネル・防音カーテン | 3〜15万円 | 半日〜1日 | | ドア交換+隙間処理 | 8〜20万円 | 1〜2日 | | 間仕切りの天井裏まで遮音強化 | 30〜80万円 | 2〜5日 | | 防音換気口・内窓の追加 | 10〜40万円 | 1〜3日 | | 防音室仕様(6畳前後・一式) | 100〜200万円 | 1〜2週間 |

金額はあくまで目安です。同じ「防音」でも、必要なのが①で済むのか②までいるのかで10倍違います。だからこそ、いきなり工事を売り込む前に現地で音漏れの経路を調べるのが先です。

失敗しないための3つのポイント

  • 「壁だけ厚くする」提案には注意。天井裏とドアを放置したまま壁にお金をかけても、体感はほとんど変わりません。経路を全部塞いで初めて効きます
  • テナントは原状回復を前提に。退去時に撤去が必要なので、置き型の防音ブースや内窓など「外せる対策」が現実的なことが多い。契約書を見ながら選びましょう
  • 稼働中のオフィスは工程の組み方が肝。業務を止めずに、夜間や週末で区切って進められるかどうか。うちは設計から施工まで自社一貫なので、「土日2日で会議室1室だけ」みたいな組み方ができます

実は私自身、独立前に防音を甘く見て、引き渡し後に「全然静かじゃない」とやり直しになった苦い経験があります。音は目に見えないぶん、経路を一つでも見落とすと台無しになる。だからお客さんには必ず現地で確認してから提案します。

まとめ

会議室の音漏れは、壁の厚さの問題ではなく、天井裏・ドア・換気口という「抜け道」の問題です。

  • 手軽な吸音なら3万円から、本格的な防音室仕様で200万円まで、症状に合わせて選べる
  • テナントは原状回復を見据えて「外せる対策」から
  • まずは現地で音の通り道を特定するのが、ムダ金を使わない最短ルート

南青山・港区・世田谷区エリアでオフィスの防音やWeb会議室の音漏れにお悩みなら、まずは一度ご相談ください。現地調査とお見積りは無料です。「ここまでやれば十分」という、コスパのいい止め方を一緒に考えます。

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