GW明け、「うちのオフィス、このままでいいのか?」が止まらなくなる季節
連休中にふと考える時間ができると、普段モヤモヤしてたことが一気に形になる。
「ずっと手狭だと思ってた」「リモートと出社のバランスが変わった」「来客スペースがなくて恥ずかしい」。ラポルタにも毎年この時期、こういう相談が一気に増えます。正直に言うと、5月の問い合わせ件数は通常月の約2倍。みんな同じタイミングで動き出すんです。
あなたのオフィス、今のままで本当に大丈夫ですか?
GW後に急増する相談内容
5月に入って多い相談をざっくり分けると、こんな感じです。
- ワークスペースの再構築:フリーアドレス化、会議室の増設、集中ブースの新設
- 原状回復+移転:退去期限が迫っていて「とにかく早く動きたい」
- 設備リフレッシュ:照明のLED化、空調更新、OAフロア敷設
- ブランディング強化:エントランスや受付まわりのデザイン刷新
ぶっちゃけ、一番多いのは「なんとなく古くなった」っていう漠然とした不満からの改装相談。でもそこを深掘りすると、採用力の低下や社員のモチベーションに直結してることがほとんどです。
オフィス環境で会社の印象は変わる。面接に来た求職者が最初に見るのは、社長の顔じゃなくてエントランスです。
改装費用の目安
オフィス改装で一番気になるのは「で、いくらかかるの?」ですよね。
ざっくりした相場を出します。
| 工事内容 | 坪単価の目安 | |---|---| | 内装のみ(壁・床・天井) | 15〜25万円 | | 内装+電気・空調 | 25〜35万円 | | フルリフォーム | 35〜50万円 |
たとえば30坪のオフィスを内装+設備込みでリフォームすると、750万〜1,050万円くらいが相場感です。
実は、ここに落とし穴がある。原状回復費用を計算に入れていないケースがめちゃくちゃ多い。移転の場合、旧オフィスの原状回復に坪あたり3〜8万円かかります。30坪なら90万〜240万円が別途必要。見積りをもらうときは必ず「原状回復込みの総額」で比較してください。
うちも過去に、原状回復費を後から伝えてお客さんに驚かれたことがあります。それ以来、初回の概算段階から必ず原状回復費込みで出すようにしました。失敗から学んだ、大事なルールです。
工期短縮のコツ
「9月の期首に間に合わせたい」「退去期限が8月末」。GW明けの相談は、だいたい2〜4ヶ月後の完成を求められます。
工期を縮める現実的な方法は3つ。
1. 設計と施工を一社にまとめる(デザインビルド方式)
設計事務所と施工会社が別だと、図面のやりとりだけで2〜3週間ロスが出ます。一社完結なら設計と並行して資材発注ができる。これだけで2〜3週間の短縮が可能です。
2. 仕上げ材を在庫品から選ぶ
海外タイルや特注家具にこだわると、納期が8〜12週間かかることも。国内メーカーの在庫品なら1〜2週間で届きます。見た目のクオリティは正直そこまで変わらない。コストも抑えられて一石二鳥です。
3. 意思決定者を1人に絞る
「社長に確認します」「総務と相談します」で1週間止まるのは本当にもったいない。窓口を1人に決めるだけで、工期が1〜2週間変わります。これ、お金のかからない最強の時短テクニックです。
逆にやってはいけないのが「とりあえず安い業者で相見積もり5社」。見積り比較に1ヶ月使って、結局工期が足りなくなる。そのパターン、何度も見てきました。
ワークスペースのリフォームで失敗しないために
オフィスのリフォームで一番もったいないのは、「見た目だけキレイにして働き方が変わらない」パターンです。
ワークスペースの設計は、まず社員がどう働いているかを観察するところから始まります。集中作業が多いのか、チームでの打ち合わせが中心なのか。それによって最適なレイアウトはまったく違う。
たとえば、最近増えているのがハイブリッドワーク対応のオフィス。出社率が50%なら、固定デスクを全員分用意する必要はない。その分のスペースをWeb会議用の個室ブースや、ちょっとした雑談ができるラウンジに回したほうが、社員の満足度は確実に上がります。
まとめ
GW明けは、オフィスの改装や移転を見直す最高のタイミングです。
- 5月は相談件数が通常月の約2倍に増える。動く人は今動いている
- 費用は坪単価15〜50万円。原状回復費も忘れずに
- 工期短縮にはデザインビルド方式が最も効果的
「まだ何も決まっていないんだけど…」という段階で全然OKです。むしろその段階で声をかけてもらえたほうが、選択肢が広がります。
オフィスのこと、まずは気軽に相談してください。現地を見て、一緒にベストな形を考えましょう。
