連休が明けた途端、なぜか「オフィスを変えたい」が増える話
正直に言うと、毎年このパターンなんです。
ゴールデンウィークが明けると、ピタッとオフィスの移転や内装改装の相談が増える。3日連続で問い合わせが入る年もありました。1日2日じゃない、本当に波が来る。
あなたの会社はどうですか。連休中、ふと「うちのオフィス、なんか狭くないか」「会議室が足りない」と思いませんでしたか。
実はそれ、すごく自然な感覚なんです。今日はその波の正体と、移転や内装リフォームで動くときに知っておいてほしいお金と時間の話を、現場目線で書きます。
GW後に急増する相談内容
連休明けに来る相談、ざっくり3パターンに分かれます。
- 人が増えて席が足りない(採用が決まって4月入社→GW明けに「もう限界」と気づく)
- 会議室・集中できるワークスペースが欲しい(オンライン会議が増えて、声がかぶる問題)
- 居抜きで借りたけど使いにくい(前のテナントのレイアウトのまま無理して使ってた)
ぶっちゃけ、どれも「連休でゆっくり考える時間ができたから表に出てきた」だけなんですよ。普段は忙しくて後回しにしてた不満が、休み明けに一気に噴き出す。
去年うちが対応した15件のうち、半分以上が「人員増に席が追いつかない」でした。その場での内装リフォームで足りる会社もあれば、思い切って移転した会社もあります。事業が伸びてる会社ほど、この壁にぶつかります。
費用の目安
一番聞かれるのがお金の話なので、先に出します。
オフィスの改装費用は、1坪あたり10万〜30万円が目安です。30坪のオフィスなら、ざっくり300万〜900万円。幅が広いと感じますよね。この差は「どこまでやるか」で決まります。
- 軽めの改装(壁紙・床・照明の更新)→ 1坪10万前後
- レイアウト変更込み(間仕切り追加、配線やり直し)→ 1坪15万〜20万
- デザイン重視・個室多め(ガラス間仕切り、造作家具)→ 1坪25万超
ガラスの間仕切りって、見た目はかっこいいんですけど、1枚で20万〜30万します。これを会議室に4枚入れたら、それだけで100万円。お客さんに「えっ」と言われること、正直あります。
だから僕はいつも、お金をかける場所と削る場所を一緒に仕分けします。全部きれいにするより、人が一番長くいるワークスペースに予算を寄せる。これが満足度を上げるコツです。なお、移転を伴う場合は原状回復費や引っ越し費が別でのってくるので、ここも最初に含めて見積もります。同じ内装でも、移転かリフォームかで総額の組み立てが変わります。
工期短縮のコツ
費用と同じくらい大事なのが時間。「営業を止めたくない」という声、めちゃくちゃ多いです。
正直に言うと、工期の半分は段取りで決まります。現場作業のスピードじゃない。準備で差がつく。
- 図面を早く固める(迷いながら工事すると、必ず手戻りが出る)
- 平日夜・土日に分けて施工(営業を止めずに進められる)
- 既製品をうまく使う(造作家具は納期が長い。1ヶ月待ちもザラ)
うちで失敗した話を1つ。昔、お客さんの「やっぱりここ変えたい」を内装リフォームの工事中に何度も受けてたら、予定2週間の工事が4週間になったことがあります。倍です。あれは僕の段取りミスでした。
それ以来、着工前の図面確認は時間をかけてでも徹底するようにしました。今は同じ30坪のワークスペースでも、平均2〜3週間で引き渡せています。
机を動かすより、頭を動かす。準備が9割。これ本当です。
まとめ
オフィスは、ただの箱じゃないです。社員が1日8時間、人生の3分の1を過ごすワークスペース。そこが使いにくいと、じわじわ生産性が削られていく。
連休明けに「変えたいな」と思ったなら、それはたぶん正しい感覚です。下期に向けて物件も職人も動き出す時期なので、移転にせよ内装リフォームにせよ、早く動いた人ほど良い条件を押さえられます。
費用、工期、レイアウト。気になることがあれば、まずは今のオフィスを見せてください。図面がなくても大丈夫、写真でもいい。一緒に「働きやすい場所」を考えましょう。まずは相談から、気軽にどうぞ。
