梅雨が来る前に、家と店舗を守る最後のチャンス。防水・防湿の内装工事を本音で話します
「去年の梅雨、エアコン入れても部屋がジメジメして気持ち悪かった」「店舗の壁紙の隅っこに、黒い点々が出始めた」——そんな違和感、放置していませんか?
正直に言うと、僕も独立してすぐの頃、自宅マンションのベランダ防水を「まだ大丈夫」と先延ばしにして、梅雨明けに天井から雨漏りさせた経験があります。修繕費は当初の防水工事見積もり25万円に対して、内装工事の復旧込みで83万円。3倍以上です。
ぶっちゃけ、防水と防湿は「予防」が一番安く済む工事です。今日は世田谷で年間40件以上の内装工事を手がけているラポルタ代表として、梅雨前にやっておくべきことを全部書きます。
梅雨に起きやすいトラブル、現場で見てきた本音
毎年6月になると、うちには3種類の電話がかかってきます。
- 「クロスが浮いてきた」(壁内部の結露)
- 「床がフカフカする」(床下からの湿気侵入)
- 「天井にシミが出た」(屋上・ベランダ防水の劣化)
実は、この3つって全部「梅雨に発生した」わけじゃない。冬から春にかけてジワジワ進行していた劣化が、梅雨の集中豪雨と高湿度で一気に表面化するだけなんです。
特に店舗オーナーさんに知っておいてほしいのが、営業中の漏水は工事費の3倍の損失を生むということ。休業補償、什器の交換、お客様への謝罪対応——うちが過去に対応した飲食店の事例では、防水工事35万円をケチった結果、営業損失込みで210万円の損害になったケースがあります。
家のクロスのカビも、店舗の床の浮きも、原因は同じ。「水と湿気の逃げ道がない」だけ。建物って意外と単純で、呼吸させてあげれば長持ちします。だからこそ、防湿の発想を組み込んだ内装工事が効くんです。
防水リフォームの種類、用途別にどれを選ぶか
防水工事って専門用語が多くて分かりにくいので、料理に例えます。
ウレタン防水(一番使う、万能タイプ)
液体のウレタン樹脂を塗る工法。ホットケーキの生地を流す感じで、複雑な形状にもフィットします。ベランダや屋上の8割はこれ。
- 費用目安: 1㎡あたり5,000〜7,500円
- 耐用年数: 10〜13年
- 工期: 10㎡で3〜4日
シート防水(広い面積向け、コスパ重視)
塩ビやゴムのシートを敷き詰める工法。フローリングを貼る感覚に近い。屋上やマンション共用部で多用。
- 費用目安: 1㎡あたり4,500〜6,000円
- 耐用年数: 12〜15年
- 工期: 30㎡で2〜3日
FRP防水(強度No.1、店舗向け)
ガラス繊維で固める工法。車のボディと同じ素材。人がガンガン歩く店舗のテラスや厨房に最適です。
- 費用目安: 1㎡あたり7,000〜9,500円
- 耐用年数: 10〜12年
- 工期: 10㎡で2日
うちが世田谷区内の美容サロンで施工した事例だと、約18㎡のテラスをFRP防水でやって総額16万8千円、工期2.5日。あれから5年経ちますが、今も無傷です。
費用と工期、結局いくらかかるのか
「○○円〜」みたいなボカした表現、業者あるあるですよね。具体的な数字を出します。
| 工事内容 | 面積 | 費用目安 | 工期 | |---|---|---|---| | ベランダ防水(一般戸建て) | 約8㎡ | 15万〜22万円 | 2〜3日 | | 屋上防水(小規模ビル) | 約30㎡ | 35万〜55万円 | 4〜6日 | | 店舗床面防水(飲食店) | 約25㎡ | 28万〜45万円 | 3〜5日 | | 浴室まわり防水+内装工事 | 一式 | 55万〜80万円 | 5〜7日 | | 調湿クロス張替え(6畳・防湿仕上げ) | 約30㎡ | 12万〜18万円 | 2日 |
ここに業者によって差が出るのが「下地補修費」。表面が綺麗でも、剥がしてみたら下地が腐っていた——というケースが体感3割くらいあります。うちは見積もり段階で「下地補修が出た場合の上限」を明記するようにしています。後出しジャンケンは絶対しない。
ぶっちゃけ、相見積もりを2〜3社取るのが正解です。最安と最高の差が40%出ることも普通にあります。
注意点、ここをミスると全部やり直しになります
最後に、防水・防湿対策で絶対やってはいけない3つを書きます。
1. 梅雨入り後の駆け込み工事 湿度80%超の環境でウレタン防水を塗ると、表面に泡が出て5年で剥離します。これ、本当によくある失敗。5月末までの着工を強く勧めます。
2. 安さだけで選ぶ業者 1㎡3,000円みたいな激安業者、たまにありますよね。あれ、塗膜の厚みが規定の半分以下だったりします。3年で再工事になって、結局2倍払うパターン。
3. 「とりあえず塗っとけ」の場当たり対応 湿気の原因が床下換気にあるのに、表面のクロスだけ張り替えても3ヶ月で再発します。原因究明をしない内装工事は、お金を捨てるのと同じです。防湿は「原因 → 対策」の順番でしか効きません。
うちが大事にしているのは、「現地調査に最低90分かける」こと。床下も天井裏も全部覗いて、原因の仮説を3つ立ててからじゃないと見積もりは出しません。これで失敗を9割減らせます。
まずは無料の現地調査から、一緒に建物を長持ちさせましょう
防水・防湿の内装工事って、地味だけど建物の寿命を10年単位で変える工事です。世田谷区・横浜エリアなら現地調査は無料、見積もりも明朗会計で出します。
「ちょっと気になる箇所があるんだけど」レベルで全然OK。梅雨入りまでまだギリギリ間に合います。一緒に、雨の季節も気持ちよく過ごせる空間をつくりましょう。
LINE・電話・フォーム、お好きな方法でお気軽にどうぞ。
