何度掃除してもカビが戻ってくるお風呂、それ「掃除の問題」じゃないです
梅雨が来るたびに、お風呂のゴムパッキンが黒くなる。カビ取り剤で落としても、2週間後にはまた同じ場所に出てくる。
心当たり、ありませんか?
正直に言うと、毎年カビと戦っているお宅の多くは、掃除の頻度や洗剤の選び方が悪いわけじゃありません。建物側に原因があるケースがほとんどです。私たちラポルタは東京・南青山で内装工事をやっていますが、世田谷区や目黒区の戸建て・マンションで「カビが止まらない」という相談を毎年この時期に必ず受けます。今日はその根本原因と、改修で解決する方法を費用込みで書きます。
カビが繰り返す本当の原因
カビの発生条件は3つ。湿度70%以上、温度20〜30度、栄養(皮脂や石けんカス)。梅雨はこの条件が全部そろいます。
で、ここからが本題。掃除で落とせるのは「表面のカビ」だけです。繰り返すお宅では、だいたい次のどれかが起きています。
- 換気扇の能力不足:築15年を超えた換気扇は風量が新品の半分以下に落ちていることがある。回っていても乾いていない
- 目地・パッキンの内部にカビの根が侵入:表面を漂白しても根が残るので、2〜3週間で再発する
- 壁の中の断熱不足:冬場に壁内で結露し、下地の石膏ボードがカビの温床になっている。これは表からは見えません
- トイレの床下の配管まわりの湿気:クッションフロアの下が常にじっとり、というケースも
ぶっちゃけ、4つ目までいくと掃除でどうにかなる話じゃない。実際、世田谷区の築22年戸建てで「カビ臭が取れない」と言われて壁を開けたら、下地ボードが一面真っ黒だったことがあります。表面のタイルはきれいだったのに、です。
改修工事の選択肢
じゃあどうするか。症状の深さに合わせて、選択肢は大きく3段階あります。
① 部分改修(軽症向け) ゴムパッキン・コーキングの打ち替え、防カビ目地材への変更、換気扇の交換。工期は1〜2日。賃貸店舗のオーナーさんにもよく提案します。
② 表面材の張り替え(中症向け) 浴室壁を防カビパネル(バスパネル)に張り替え、トイレは調湿効果のあるエコカラット等に変更。実は調湿建材を入れるだけで、梅雨時の体感がかなり変わります。工期2〜4日。
③ 下地からの全面改修(重症向け) ユニットバス交換+壁内断熱の追加+24時間換気の導入。カビた下地を撤去して断熱材を入れ直すので、結露そのものを止められます。工期4〜7日。
迷ったら、まず現地調査で湿度と下地の状態を測るのが先です。最初に高い工事を売り込む業者は、正直あまり信用しなくていい。
費用比較
実際の費用感を並べます。世田谷区・目黒区エリアでの当社の目安です。
| 工事内容 | 費用目安 | 工期 | |---|---|---| | コーキング打ち替え+換気扇交換 | 8〜20万円 | 1〜2日 | | 浴室防カビパネル張り替え | 15〜30万円 | 2〜3日 | | トイレ内装リフォーム(床・壁・便器) | 20〜40万円 | 1〜2日 | | ユニットバス交換+断熱改修 | 80〜150万円 | 4〜7日 |
ポイントは、毎年のカビ取り労力とのトータル比較です。カビ取り剤や防カビグッズに年1万円、掃除に月3時間かけているなら、10年で10万円+360時間。部分改修の8〜20万円は、実はそんなに高い買い物じゃありません。
それと、お風呂とトイレを同時にやると養生や職人の手配がまとまるので、別々に頼むより合計で5〜10%ほど抑えられることが多いです。
まとめ
- 繰り返すカビは掃除の問題ではなく、換気・断熱・下地の建物側の問題
- 対策は3段階。8万円の部分改修から150万円の全面改修まで、症状に合わせて選べる
- まずは現地調査で「どこまで深いか」を見極めるのが最短ルート
梅雨のカビは、根本を断てばちゃんと止まります。私たちは「とりあえず高い工事」は提案しません。現状を見て、一番コスパのいい止め方を一緒に考えます。
世田谷区・目黒区・港区エリアで水廻りのカビにお悩みなら、まずは気軽に相談してください。現地調査とお見積りは無料です。一緒に、カビ掃除のない梅雨を作りましょう。
